2.8 トピッククラスター構造モデルの具体例

これまで説明してきたトピッククラスター構造モデルについて、具体例を出しながらイメージを膨らませてください。

ここでは「ソロキャンプ系ブログ」を運営する例として、「ソロキャンプテント」のカテゴリーを作っていくとします。

目次

ピラーコンテンツの具体例

決めたカテゴリーの中で、狙っていきたいミドルキーワードを決めます。(キーワードの決め方は実践編で解説します)

ピラーコンテンツは収益性の高いキーワードにしたいため、ここでは「ソロキャンプ+テント+おすすめ」としました。

ここでは記事の書き方まで説明しませんが…

「オススメ系記事」では複数商品を紹介しつつ、商品選びのポイントや各商品の特徴・スペック、オススメの理由などを網羅的に書いていく構成になるでしょう。

同じ検索意図でキーワードが変わるパターンもある

「おすすめ」のトピッククラスター構造モデルを作った場合、検索意図が同じである類似キーワードでも検索上位に表示するケースもあります

例えば「ソロキャンプ+テント+おすすめ」だと、次のキーワードで検索上位に表示することがあるということです。

  • ソロキャンプ+テント
  • ソロキャンプ+テント+人気
  • ソロキャンプ+テント+選び方
さくちょ

実践編でしっかり解説しますが、検索意図が重複しないよう考慮してキーワード選定するのが重要です。

クラスターコンテンツの具体例

クラスターコンテンツは、カテゴリーに関連するスモールキーワードの記事をたくさん書いていきます。

クラスターコンテンツは、いろんな切り口で書けますよね。

上記の例はその場での思いつきですが、こんな切り口で記事を書いてみると良いでしょう。

クラスターコンテンツの切り口例
切り口①:年代系
  • ソロキャンプ+テント+20代
  • ソロキャンプ+テント+30代
  • ソロキャンプ+テント+40代
切り口②:使い方系
  • ソロキャンプ+テント+たたみ方
  • ソロキャンプ+テント+保管方法
  • ソロキャンプ+テント+ワンタッチ
切り口③:種類別
  • ソロキャンプ+テント+ドーム型
  • ソロキャンプ+テント+ワンポール型
  • ソロキャンプ+テント+パップテント型
切り口④:機能別
  • ソロキャンプ+テント+軽量
  • ソロキャンプ+テント+耐水性
  • ソロキャンプ+テント+前室あり
切り口⑤:金額別
  • ソロキャンプ+テント+最安値
  • ソロキャンプ+テント+コスパ
  • ソロキャンプ+テント+3万円以下
切り口⑥:商品別
  • ソロキャンプ+テント+コールマン
  • ソロキャンプ+テント+ワークマン
  • ソロキャンプ+テント+モンベル
さくちょ

ジャンル・テーマにもよりますが、こんな感じでたくさん切り口は思い浮かんできます。

クラスターコンテンツはどれくらいの規模感で書けばいいの?

これに関しては答えがないので分かりませんが、僕自身のブログも含めていろんなサイトを見る限り、20〜30記事ぐらいのクラスターコンテンツは作れると思います。

もっと少ない記事数でもピラーコンテンツが上位表示しているケースもあるし、逆にもっと多くの記事数が必要になることもあります。

そこは、様子を見ながらやっていく必要があるでしょう。

さくちょ

いずれにしても「おすすめ系」が中心キーワードで、周りは「ソロキャンプテント」にまつわる詳細記事がたくさん囲っているイメージを持っていただけると幸いです。

内部リンクの具体例

内部リンクは読者目線で必要だと思う部分に入れます

さくちょ

とは言え、必ずしも記事途中だけにリンクを入れるのではなく、サイドバーや記事下エリアなどにも内部リンクを置いて、読者がブログ内をグルグル回れるようにすると良いでしょう。

ピラーコンテンツとクラスターコンテンツはどっちを先に作るべき?

これに関しては、あなたのやりやすい順番で構いません。

とは言え、幹となるピラーコンテンツを先に作ってから、枝葉となるクラスターコンテンツを順番に書いていくほうがやりやすいと思います。

先にクラスターコンテンツを書いてしまうと、無理やり関連性を持たせてピラーコンテンツを書かなければいけない場合もあるので、その点は注意が必要です。

さくちょ

ピラーコンテンツを書き始めると、当初設計した構成から若干変更しなければいけない部分が出たりしますからね。

ここで伝えたかったこと
  • 狙っていきたいミドルキーワードでピラーコンテンツを作ること
  • カテゴリーに関連するクラスターコンテンツを順番に書いていくこと
  • 内部リンクは読者目線で必要となる部分に置くこと
  • 幹となるピラーコンテンツを先に書いて、クラスターコンテンツを順番に書いていく方がやりやすいこと

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